▪︎恋の渦中
先週末は彼に予定があった。
土曜も仕事だったうえ、夜には仕事関係の食事会もありで
久しぶりに離れ離れの週末。
2月以来、11週ぶりのそれぞれの週末。
単純に
寂しいな、と感じた。
一緒に過ごすことが当たり前になってしまっていた、いつの間にか。
毎週末、仕事が終わったらここへー
それは当たり前のことでは無くて
特別なことだったのだと
離れて過ごす週末に初めて気づく。
私はいつも、こんなふうに
恋に愚かだ、と思う。
金曜の夜に、
2週空くのは寂しいとLineに綴った。
これはー
私にはとても珍しい類の心の吐露。
今度会った時はくっついて離れないで、とも。
次会った時はず〜っとくっついて離れないよ
と返信が来て
それで私はいくらか安心して
会えない週末を過ごした。
29日の祝日にも、単発で仕事を入れたという。
次行けるのは来週の金曜かな、と。
なので私はその心積りでいたんだけれども。
夜、サロンワークを終えて
ーボン・ジョビの懐かしいナンバーをiPodで大音量で聴きながらー
ジムで走っていたら、
21時過ぎにLineが届いた。
「明日、終わったら行くね」と。
水曜は仕事なのに、
前日にここへ来ると言う彼の。
心、とか、
想い、とかを感じた。
おそらく彼は明日、(もう今日だけれども)
仕事帰りにそのままここへ来て
水曜の朝はいつものように4時に起きて
仕事に出かけるだろう。
道の空いている早朝に現場へ赴き、
始動まで車内仮眠が彼の朝のルーティン。
それでも。
明日の夜私は
彼に抱かれて眠るだろう。
共にいられるのは半日にも満たぬ数時間だろう。
それでも。
こんなにも心は満ちる。
やっぱり。
私は彼を愛しているのかしら。
明日が来るのが待ち遠しい、と思えることは
とても幸せなことだ。
深夜になってしまったけれど。
ーもうすぐ彼の起きる時間だけれどー
今夜は寝付けないかもしれない、と思うくらいに。
私は明日が待ち遠しく思う。
どうにも私は恋の渦中だ、
と、思う。
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