🟧 感情のコントロール❶
🟧 泣ける人は強い人
「感情のコントロールができないんです」
カウンセリングの中で
よく耳にする言葉。
すぐに泣いてしまう。
怒りが抑えられない。
不安で胸がいっぱいになる。
感情が溢れて、自分でも扱いきれない。
そんな自分を
「弱い」「未熟」「大人じゃない」と
責めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
けれども、
感情が大きく動くことは、問題ではないのです。

🟧 感情のコントロールが苦手に見える人の共通点
感情の波に振り回されやすい人には、
いくつかの共通した背景があります。
・幼い頃、感情を受け止めてもらえなかった
・泣くこと、怒ることを否定されて育った
・「我慢すること」が当たり前だった
・人に頼る前に、ひとりで抱え込んできた
このような経験があると、
ー無意識にー感情は、
整理されずに滞り続け
ある日、限界を超えて溢れ出します。
それはコントロールが下手なのではない。
これまで「誰にも扱ってもらえなかった感情」が残っているだけなの。
🟧 泣く人は弱くない
泣いてしまう自分を、
不甲斐ない、とか、情けない、などと
思われる方もいらっしゃいますが
実は真逆です。
泣けるということは
自分の内側で起きていることを
きちんと感じ取れている証。
感情を切り離さず、
麻痺させず、
感じる力をきちんと保てている、ということ。
それは、とても強いことです。




