🟧 大人の愛着障害①

🔶大人の愛着障害とは

幼少期の養育者との間に愛着関係(心理的な結びつき)をうまく築けなかったことが原因で発症する精神疾患です。

対人関係や情緒面に大きな影響を及ぼし、 大人になってからも

情緒や対人関係、感情のコントロールなどに困難を抱える状態のことを言います。

🔸主な原因

主な原因は、乳幼児期における不適切な養育環境ー幼少期の愛着形成の不全です。 

  • 養育者との情緒的な関わりが乏しかった。
  • 養育環境の問題
    • 虐待やネグレクト(育児放棄)、無視、無関心、養育者との離別、養育者が頻繁に替わる、両親の不仲。
  • 愛着形成の不足
    • 子どもが泣いたり感情を表したりしたときに、養育者が駆けつけて安心感を与え、愛情深いコミュニケーションをとる機会が不足していた状態。
    • 常に否定的なフィードバックを受け、褒められることが極端に少なかった環境 。
  • その他
    • 家庭環境や養育環境の違いによって起こる可能性があります。

🔸愛着障害の種類

医学的な愛着障害は、主に以下の2つのタイプに分類されます。 

🔸反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害) 

反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)は、

乳幼児期の不適切な養育環境(虐待、ネグレクト、養育者の頻繁な交代など)が原因で、

人との間に健全な愛着関係を築けなくなる障害です。

他者に警戒したり、助けを求められなかったりするなどの特徴があり、

対人交流の乏しさや感情表現の少なさなどがみられます。

  • 養育者からの慰めを求めない、または拒否する
    • 他者に頼ったり、安心感を求めたりすることがうまくできません。 
  • 対人関係の問題
    • 他人を信用できず、過剰に警戒する。助けを求めても相手にされなかったり、慰められても反応しなかったりする。
  • 感情の表出が少ない
    • 喜びや悲しみをあまり表に出さず、感情の起伏が乏しい場合がある。
  • 過度の警戒心や不安
    • 常に人目を気にしたり、恐怖心や警戒心が強かったりする。
  • 孤立・無関心
    • 他者への関心が薄く、一人で遊んでいても平気なことがある。
  • 自己肯定感の低さ
    • 「人の言葉に傷つきやすい」「落ち込みやすい」といった特徴もみられる。
  • 身体的な特徴
    • 成長不全(低栄養状態など)や、体調不良を起こしやすい場合もある。 

🔸脱抑制型愛着障害(脱抑制型対人交流障害)

脱抑制型愛着障害(脱抑制型対人交流障害)とは、

幼少期の愛着形成の失敗により、誰に対しても過度に馴れ馴れしく、

見知らぬ大人にも平気で近づくなどの特徴を示す愛着障害です。

この障害は、養育者の不在、ネグレクト、虐待などの不適切な養育環境が原因で起こります。

主な特徴として、無差別に人に甘える、注意を引くための行動をとる、協調性が欠ける、

衝動的な行動をとることがあります。 

  • 誰に対しても馴れ馴れしい
    • 見知らぬ人にも警戒心を持たず、積極的に近づいたり、しがみついたりします。
  • 過度な親密さ
    • 知らない大人に簡単について行こうとする、誰彼構わず親しげに振る舞う、ボディタッチが多いなど、社会的規範に反するような過度な親密な行動をとります。
  • 注意を引く行動
    • 注意を引いたり、関心を引きたいがために、見境なく親しげな振る舞いをしたり、場にそぐわない行動をとることがあります。
  • 協調性の欠如
    • 子ども同士の交流が苦手で、協調性に欠けることがあります。
  • 衝動的な行動
    • 衝動的に行動し、落ち着きがないように見えることもあります。
  • 大人への愛着行動の抑制が困難
    • 慰めを求める相手を選ばないなど、大人への愛着行動を抑制することが難しい状態です。 

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