🍁認知行動療法の具体的な例
認知行動療法の具体的な例として
「思考記録」
状況や感情、そして自動的に浮かんだ思考(自動思考)を記録し、
これを基に「思考の偏り」を見つけ出します。
「認知再構成」
事実に基づいて現実的な考え方に修正していきます。
「行動活性化」
喜びや達成感を得られる活動を意図的に増やす。
「段階的エクスポージャー」
苦手な状況に少しずつ慣れていく。
などのプロセスがあります。
🌱「思考記録」
- 内容:不快な出来事が起こった際の状況、その時に感じた感情
- そして頭に浮かんだ考え(自動思考)を記録します。
- 例:
- 「アウェアファイ」のようなセルフケアアプリでは、この思考記録のプロセスをサポートできます。
- 手書きで記録することも可能です。

🌱認知再構成
- 内容:記録した「自動思考」が現実とずれていることに気づき
- 別の考え方がないか検討することで
- 思考をよりバランスの取れたものに変えていく練習です。
- 具体例:
- Aさんが自分を嫌っていると聞いた場合
- そこから、実際にAさんに確認してみる
- または「もし自分が相談されたらどうするか」という
- 他者の視点で見てみるなど、様々な見方を検討します。
- このプロセスを繰り返すことで、柔軟なものの見方を習得します。
- 実際には聞いた内容に根拠がなく、極端なマイナス思考になっていることに気づきます。

🌱行動活性化
- 憂鬱な気分で活動が低下している時に
- 人生に喜びや達成感をもたらす活動を意図的にスケジュールに組み込み
- 前向きな行動を増やしていく技法です。
- 具体例:
- 日記をつけ、喜びや達成感を感じられる活動の予定を立てます。
- 気分が沈んでいる時でも、散歩や趣味など、具体的な活動をリストアップして実行します。

🌱段階的エクスポージャー(行動療法のアプローチ)
- 不安を感じて避けている状況や、思考に徐々に向き合っていくことで、恐怖や不安を克服していく技法です。
- 具体例
- 恐怖症や不安障害、強迫性障害、PTSDなどの症状に用いられます。
- 例えば、高所が怖い場合
- まずは高い場所の写真をじっと見つめる
- 次は高い場所を遠くから見る、など、、、
- 徐々に距離を縮めていく練習をします。

思考の癖は、変えていくことができます。
自分のせいにしてしまう
自分が我慢すれば、、、
自分なんか、、、
無価値観や虚無感を感じていらしたら、
あなたの大切なstory、
そのお話聴かせてください。