▪︎いま、言えること

kは今日、1日講習のあと自宅に戻り

私はサロンワーク。

いつもの日常は当たり前にそこにあり

淀まない。

時は止まらない。

命は永遠ではない。

それは絶望?と考えるけれども。

では、

永遠の命があり

時間に限りが無かったならー

この、「いつか終わることを知っている、故の」

切なさ、やら

彼や子ども達など、愛する人たちへの恋慕、やら

執着のようなもの、などを

感じずに生きるのだろうかと思うと

それもまた、別の意味の切なさを孕むものだ。

いつかは別れは来る。

命に終わりがあるのだもの。

だからこそ。

なのだろう。

目の前に彼がいる時の

キラキラの眩さの中に鏤められた

無二の時間たちに。

こんなにも愛おしさを感じるのは。

帰宅したkからただいまと連絡があり

お帰りなさい、と応える。

いつかは一緒に暮らすだろうか。

顔を見て

ただいまや、おかえりを言う?

週末のように。

お互いを知らぬ間は奔放に、

一人を生きてきた二人にとっては

今のこの、少しの距離が必然・必須だろうか。

kは4年前に離婚をして以来一人。

私は11年に離婚をし、2年前に子ども達が巣立って

今の場所でサロンをオープンした。

一度、一人を受入れ、そしてそれに慣れ

それさえもを慈しんで暮らす私たちの

今後の形はどうなるのだろうか。

愛には形が無く、それらは目に見えないので、

感じるしかない。

感じ合いながら。

繰り返される奇跡の時間を大事に大事に。

丁寧に。

二度とない時に悔いを残さぬように。

これ以上愛せないくらいに。

ただただ彼を愛そう。

今言えることはそれだけ。

つまりは。

#大人の恋#恋愛小説#時間には限りがあり# 愛には形が無い