▪︎待つ、ということ。

先週末は、kに予定があった。

私もサロンをオープンして仕事をし、

空いた時間にはジムへ行ったりして過ごした。

そして今週末は、

2週ぶりに会えるものだと思っていたんだけれども。

水曜に

「日曜に◯◯で研修があって

土曜は◎◎まで単発仕事に行くことになってしまった。」と言う。

しばらく会えないのだと思った。

彼には彼の予定があり

私にも私の予定はあるので

これまで毎週末、会えていたことが

奇跡の連続であったことを

改めて知ることとなった。

今週末も色々予定あるのね。

来週の日曜も仕事入りそうだから

どっかのタイミングで行きたいな。

やっぱり土曜日、行こうかな。

遅くなっちゃうけど大丈夫?

もちろん。

遅くなってもかまわない。

逢いたいと言えない。

思っていても。

私の性分。

ただただ、

彼が逢いたいと思うこと。

逢いにくること。

それを待つということ。

わたしにできること。

「待つ人」の在ることは幸せなことだ。

「自分を待っている人/待たせている人」がいる彼もおそらく

同じだろう。

彼を待つ私と、

私を待たせる彼、との間に

目に見えない繋がりや絆は確かにあり

それを互いに手繰り寄せながら二人は

次の逢瀬を紡ぐ。

土曜の夜は彼に逢える。

待ち人が訪れる夜。

待つ、ということ。

今はこの時間を丁寧に慈しもう、と思う。

待ち人は必ず現れる。

その、確かな予感の中に在ることが

大きな安堵になる。

結局彼はいつも

ー離れている時でもー

深い安堵の中で私を抱いている。

#大人の恋#恋愛小説#最後の最愛#やっぱり行こうかな#待つ人のいる幸せ