▫︎夢

時々、

夢日記に書けそうに

クリアーに順序だった、リアルな夢を見ることがある。

大概は目覚めた時に

少しの疲労感と

少しの痛み。

昨日の朝。

11年前に離婚した最後の夫が

ー当時のままのー

嫉妬と嫌悪と歪んだ愛を保ったままで

私の前にいた。

掴まれる腕の痛みや

罵声や、吐かれる毒に塗れた言葉たち。

そして

そんな夢の時はいつも

子ども達までもがーあの当時のままー

幼い。

頬を張られ

腹を何度も蹴り上げられ

顔を腫らした私を見て

当時まだ小学生だった息子が

「あの人はカスだ」と言った。

あの頃のことが生々しく蘇った朝。

離婚しなければ、と思ってから

4年戦って勝ち得た離婚。

長い長い道のり。

隣にいる男は時々変わったけれども。

変わらず、私の隣に在るのは

子ども達だろう。

それそれに独立し、距離は遠退いても、

心の距離はまるで変わらない。

いつも、私を両側から

小さな二人の手が守り、支えた。

今、私がこうして

その頃の経験さえ含み、カウンセリングの仕事をしている真髄に

幼かった子ども達が在ったと思う。

守る者がいると人は強い。

心に剣を持つ。

それを振りかざすことは無いけれども。

起きて、ベッドの上で頭を振り

濃くて熱い珈琲を落とす。

年末は子ども達含め、兄弟みんなで会食の予定。

歩いてきたな、と思う。

そしれこらからも

歩いて行こう。

今は隣に温かな笑顔をくれる人がいる。

息子は来年から独立して、自分で仕事をするらしい。

過ぎてゆく時間。

いつかは終わってしまう時間。

大切に。

丁寧に。

自分らしく。

と思う。