手放す。③
「執着を手放す」ということはそれ自体が目的ではないのです。
執着を手放すことによって、何が残るか?が大切なのです。
自分にとって本当に大事なものを見極め、優先順位をつけるために執着を手放すということです。
思い切って割り切る勇気
人間は欲深い生き物なので、放っておくとあれもこれも気になって執着しがち。
けれど実際人は、それほど多くのことにこだわることはできません。
本当に大事なことだけを残して、それ以外は「どうでもいい」と思い切って割り切るほうが
結果的にうまくいくことが多いのです。
だからこそ、自分にとって何がいちばん大切なのかを意識することによって
それ以外の些細なこだわりを手放すことが大切です。
増やせるものと増やせないもの
些細なことに執着してストレスを抱えたり、余計な労力を費やしたりするのは避けたいもの。
増やせるものと増やせないものがあるからです。
お金は増やせても、時間はどうにも増やせません。
与えられた時間は限られていて、誰にとっても1日24時間。
その限られた時間で、何かを選べば、別のことはできなくなってしまう。
もし、あれもこれもと執着してしまうと、本当に大事なものに時間を割く余裕がなくなってしまいます。
実はとても怖いこと
自分にとって大切なことを取捨選択せず
目の前のことに追われていると、ふと後でになって気づくの。
「自分にとってこれがいちばん大事だったのに、ぜんぜん時間を使えていなかった」とか。
「他のことに多分に囚われて、本当に大切なものを(人を)失ってしまった」とか。
時間を割けない(心を砕けない)と、いずれその大事なものを失うことにもつながります。
執着を手放さないままでいるのは、実はとても怖いことなのかも。
自分にとって何がいちばん大切か
ですから
「執着を手放す」ということは、「自分にとって何がいちばん大切か」を考えることなのかもしれません。
それを定期的に自分に問いかけて、見失わないようにする。
さらに、そのいちばん大事なことに時間を使うことを忘れないでください。
これが、執着を手放すことの本質です。

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