来談者中心療法④10のステップ(6〜10)

来談者中心療法のアプローチの特徴的な10のstep

本日は、その6〜10です。

⑥カウンセラーは否定的な感情を受容し理解したのと同じように
 肯定的な感情の表現を受容し理解します

肯定的な感情も、否定的な感情とまったく同じように
クライアントの人格の一部としてありのままに受容されます。

*成熟した衝動と未熟な衝動
*攻撃的態度と社会的な態度
*罪悪感と肯定的表現

 など、これら両者を受容することこそが
クライアントに
*ありのままの自分を理解する
*生まれて初めての機会を与える

 ことになります。

⑦この自己洞察、自己理解、心理療法の過程全体のなかで
二番目に重要な局面が訪れます

それはクライアントが、新たな統合の段階へと前進する基礎になります。

この自己洞察の過程と混ざり合って、
可能性のある選択や行為の方向を明確化していく過程が生じてゆきます。

クライアントは
「これが私自身です。
そのことがとてもはっきり分かりました。
ではどうすれば、私はこれまでとは違うふうに
自分自身を作り変えることができるんでしょう」
と。

ここでのカウンセラーの役割は、
いろいろな選択の可能性が明確になるように援助supportし
その人が経験している恐れの感情や、前進する勇気の欠如などについて
自己理解できるように助けていきます。

⑧クライアントが自己洞察を達成し
肯定的な行為を試みるようになります

残された局面は、もっと成長していくだけになります。
クライアント自身が、
自分をより深く見つめる勇気を獲得するにつれ
より完全で正確な自己理解が発展していきます。

クライアント側の肯定的な行為はますます統合されたものになり
選択することについての恐れが減少し、自分が決めた行為への信頼が増大します

カウンセラーとクライアントは
今や新しい意味で、協働している二人になっていきます。
二人の人間的な関係はもっとも強く、深いものとなります。

クライアントは初めて

一人の人間としてのカウンセラーについて何かを知りたくなり
とてもはっきりと、友好的で偽りのない関心を表現していきます。

いろいろな行為について、検討され話し合われ
最初のころに目立っていた
依存や恐怖はもはや存在しなくなっていることでしょう。

⑩援助を求める気持ちが減少し
その関係を終わらなくてはならないことをクライアントが認識してゆく

カウンセラーは、クライアントがいまや
自分の状況に対してしっかりと対処し
これ以上会い続けるのを望んではいない、という事実を受け入れ、理解し
これまでと同様に、

表現された感情が明確化されるように援助supportします。

カウンセリングの初期と同様にカウンセラーは
クライアントに終結を強制することもしなければ
自分のもとに引き留めようとすることもしません。

すべては。
クライアント自身の
”人生の選択”に依るのです。

心の言語化は、自分自身の中に潜む

─自分でも気づけていない─

深層や、無意識の領域にフォーカスし

ご自分の心の根幹を整える

一番シンプルで、一番大切な方法です

吐露したことの何もかもすべてを
一切否定されることなく100%受け容れられる、

深い安堵と自己受容
感じていただきたいと思います

🔸わたくしのセッションは
通常60分・15,400円で承っていますが

初回に限り、
お試し価格60分・15.400円 → 3.300円で

お受けしています

🔸カウンセリングは

・対面

・ZOOM 

・LINE通話

で承っています

🔸深いお悩みを・克服したい方には

コース・カウンセリングのご用意もございます


🔸男性のセッションのご希望や
カップル・カウンセリングも承ります

🔸お悩みの方はどうぞ、ご遠慮無くお問い合わせください

*当サロンは、完全予約制です。

ご予約・お問い合わせは「Line公式アカウント」からお入りください。