来談者中心療法⑤カウンセラーの3つの条件


わたくしがみなさまとのセッションで
活用しているアプローチ法のひとつ

ロジャース提唱の「来談者中心療法」

について書いています

本日は来談者中心療法の
”治療者(カウンセラー)の3条件”とされる


・無条件の積極的関心(無条件の肯定的配慮)
・共感的理解(共感/感情移入)
・自己一致(純粋性)について


これらはあまりにも有名で知られすぎているために、
かえって表面的な理解しかされていないと言われています。

今日は敢えて。
これらを紐解きたいと思います。

🔸自己一致ー純粋性ー

ロジャーズはこの”純粋性”が最も重要なカウンセラーの態度だと考え
カウンセラーがクライアントとともにある時、
ーカウンセリングの時などーに
自らに起きてくる感情を、
たとえそれがクライアントに否定的な感情であってもそれを認め、自らを欺かず
そしてそれがクライアントの成長のために必要であると判断された場合に限り
クライアントに表明すること、としました。

🔸無条件の積極的関心ー無条件の肯定的配慮ー

クライアントを一人の人として尊重し
彼らのありよう、彼らが表明するどのような感情や態度をも
受け入れようとする
、ということ。

当然、クライアントの防衛や拒否も尊重し受け入れていくとき
私たちカウンセラーは、自らのありようを模索する必要があるのです。

🔸共感的理解ー共感/感情移入ー

ロジャーズは、共感についての定義を1957年・1959年・1980年
文章で改めてきました。

🔹1980年の定義

他者に対し、共感的であるあり方は、いくつかの側面を有しています。

それは、クライアントが私的に、知覚する世界に入り込み
そこで居心地よく感じることを意味します。

クライアントの内部を流れゆく、”瞬間ごとに変化する感じ”をつかむこと。
クライアントが体験しつつあるものが
恐れ、怒り、やさしさ、困惑等、何であろうとつかむこと。

恐怖感を抱いていることがらを
新鮮な、恐れのない目で見つめ感じとり、それを伝えていくこと。

カウンセラーが感じとったままを、クライアントと共によく検討し
クライアントから受けとる反応によって、共に歩んでいく。

カウンセラーは、クライアントの「体験過程」に焦点を当て
その意味を十分に体験し、その経験の中で前進できるように
援助ーsupportー
していきます。

クライアントと共に生きる、ということは、
しばらくの間カウンセラーが
自己の視点や価値観を脇におき、偏見を捨て
クライアントの世界に入りこむ
ことを意味します。

これはたとえ、クライアントの
奇妙で見慣れない世界にはいりこんでも混乱したりせず
けれども自分の世界に気持ちよく戻ることのできる
安定したカウンセーのみに行えることなのです。

みなさま、どうぞ。
私に委ねてください。

あなたの苦しみ
悲しみ
痛み
矛盾
孤独
不安
何もかもを。

心の言語化は、自分自身の中に潜む

─自分でも気づけていない─

深層や、無意識の領域にフォーカスし

ご自分の心の根幹を整える

一番シンプルで、一番大切な方法です

吐露したことの何もかもすべてを
一切否定されることなく100%受け容れられる、

深い安堵と自己受容
感じていただきたいと思います

🔸わたくしのセッションは
通常60分・15,400円で承っていますが

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お試し価格60分・15.400円 → 3.300円で

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